ヨット鉛筆2015年07月25日 21:17

多分今回はほとんどの人が知らないブランド
「ヨット鉛筆」である。

画像は上から「№551」「№553」「№5953」「№170」である。
ヨット鉛筆は渋谷区に本社、川口市に工場があった、元大手鉛筆メーカーだ

創業は大正5年「東洋文具鉛筆製作所」
昭和8年に「ヨット鉛筆株式会社」に改称

戦前から戦後すぐまでは大手3~4番目くらいのメーカーだった。
画像の通り「yacht」と書かれており、帆船がマークだった。

ところが昭和26年、経営不振で破綻しかなり長い間商品出荷が停止。
その代わりに出てきたのが「日本インセンスシダー製作所」から改称した「
コーリン鉛筆」だったりする。

結局昭和42年10月に倒産。
しかし、戦前から戦後まで使われていた「yacht」ブランド消滅を惜しんだ「東都鉛筆加工業協同組合」がしばらくの間「yacht」ブランドを使用してた。

画像ではわかりにくいが、多分一番古いのはNo170だろう。

しかし今から50年近く前に倒産したメーカーの鉛筆がヤフオク!で流通しているのはどうしてなんだろうなあ

セービング 鉛筆2015年07月20日 22:36

ダイエーのPB商品 セービングの鉛筆である。
購入は記憶によると昭和60年代だと思う。
そのとき1ダース135円はかなり安かった記憶がある。

この頃中国製は話にもならないレベルだったので、PBといえども日本製である。

製造メーカーは全くわからない。
今で言う「木物語」とかと同じ無塗装品である。
パッケージは初代セービング柄である

当時バイト等をしていたので、自分で使う文具等は自分で買うことになっていたので、安いセービング鉛筆を好んで使用していた。

これも学生生活中に買った物だが、使用しきる前に社会人になったので、2本程度使用したまま、今に至る20年以上保持しているモノである。

今後も使う予定は無いので、このまま保持しっぱなしになるんだろう

HI-GOLG8900 No99002015年07月20日 22:16

トンボ8900シリーズのレア版、HI-GOLD8900である。

売価は1本20円 通常版8900が10円の時代と思われる

Wikipediaには1本40円と書かれているが、手元の実物には8900-20と書かれているので、1本20円である
(実際箱には1ダース240円と書いてある)
ロットは「6603」なので、推測だが、1966年=昭和41年製では無いかと思われる。
何年作っていたのかは資料が無いので、わからないが、数年程度では無いかと思っている。
その間に狂乱物価にあい、価格が2倍に値上げされたのか?

画像下は9900である。
既に販売されてはいないが、Yahoo知恵袋の回答を読むと平成まで製造されていたようである。
こちらも手元の売価は1本20円、1ダース240円である。

どっちもYahooオークションで落札したモノだ。
しかし・・・どーして古い鉛筆が出てくるんだろうか・・・・