東武鉄道運転士の対応2005年11月11日 23:12

東武運転士が自分の子供を乗せて1駅電車を運行して、解雇とのニュースに反対意見が430件来ているそうな。

僕は東武鉄道の対応を非常に評価する。
運行規則守れないプロは排除するべきなのだ。

今回の場合、運転士は以下のミスを犯している

1)自分の子供だと言うことで安易に運転室ドアを開けた
2)運行規則を守らず、又許可も得ず第三者を載せて1駅間通常運行した。

そもそもドアを開けなければ子供が入ることはなかったのだが、僕はその後子供を強制排除しなかったことを悪と考える。
この点がプロとして失格なのだ。
どうしても色々な都合で排除できないなら無線で運行指令に連絡、指示を仰ぐべきなのだ。
結果運行指令から「通常運行」の指令が出、それに従っている限り運転士は非難に当たらない。 業務命令なんだから。
でも、懲戒解雇になっている以上必要な手続きも取っていないのは明らかだ。

運転士が守らなくてはならない運行規則は「事故防止」の為であり、この運転士も教習中耳にタコが出来るくらい記憶させられたはずなのだ。
それにもかかわらず重大な2つのミスを犯している。
そのミスに対しての社内罰則規定が懲戒解雇なのだ。

だから会社としては当然の対応である。

東武鉄道はお門違いの感情的な悲観論は完全無視してがんばってほしい。