SAKURADA大魔王の朝風呂な日々

ポスト収集をかねて早朝から神奈川県西部を２時間ばかりうろついてきた。
山北町・松田町・開成町あたりだ。

山北駅からR２４６で少し御殿場よりに行くと「山北橋」があるが、その手前から右折する県道725号「玄倉山北線」を皆瀬川沿いに上って行く。　曲がってすぐ家はなくなり、道路は１車線。対向車が来るとすれ違いもできないような道を走っていく。　途中には２軒だけ家がある。　夜中や悪天候では絶対走りたくない道を上り詰めるといきなり八丁集落にでる。
ここまで６Km？　途中には家が２軒しかない山の中だ。

高松集落は山北駅から秦野よりに数キロ行った「高松山入口」バス停を左折し、路地並みに狭い道を走っていく。途中７～８００ｍ位は家が有るが、そこから先は家もなくなる。
どんどん行くと急勾配急カーブの登山道となる。　その道路を上ると高松集落がある。
八丁集落は家数軒しか確認できなかったが、高松集落は結構家もある。
「よ～こんなところに住んでいるなあ」
集落に「開拓記念碑」が建っていたので読んでみる。　S28に当時の食糧難対策として入植、当時は道も家も食料もなく相当苦労したらしい。

八丁集落には無かったが、高松集落は「川村小学校高松分校」という学校がある。
木造でこじんまりとした作りの学校だ。
かなり山の上の方だが、人もそれなりに住んでいる(途中には家がほぼ無い)ので、少数のようだが、立派に学校も存続している。　中学以降は７～８Kmは学校が離れているのでどうするのかなあ？　寄宿舎？　親が送り迎え？(山北～高松集落間の公共交通は無い)

こういうところを見ると神奈川県内も奥が深いなあと思ったりするのである。

画像は「川村小学校高松分校」